国宝・重要文化財(建造物)六條八幡宮三重塔

登録年月日:1914.04.17

六條八幡宮は、神戸市北区の南側に位置しています

神社のすぐ隣にある三重塔は、元は朱塗りでした

神社のすぐ隣にあった圓融寺は、神仏分離令によって取り壊されました

今もなお健在する三重塔は、圓融寺の敷地でした

解体を免れた三重塔は、神仏習合の名残を物語っています

檜皮葺の屋根と、軒先の強い反りが流麗で象徴的です

今も静かに佇む三重塔を見学する方は跡が絶えません

コメント

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当神社は、北区山田町の総鎮守として1000年以上の歴史があります。 毎年10月第2日曜日には流鏑馬神事を執り行っていますので、ぜひ見学にお越しください。

解説

この三重塔は六條⼋幡宮の敷地内にあります。室町時代中期の 1466 年に、地元の有⼒者であった鷲尾貞綱(わしおさだつな)によって、圓融寺(え ん ゆ う じ )を構成する⼀つの塔として建てられました。檜⽪葺の屋根や、軒先の強い反りの流麗さが特徴的です。創建当時は朱塗りの艶やかな姿であったことを偲ばせます。 明治時代に⼊ると、神仏習合の習慣を規制する神仏分離令が出され、圓融寺は 1868 年に廃寺となり解体されました。解体を免れた三重塔はかつての神仏習合の⾯影を現代に伝える、貴重な⽂化財です。

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文化財情報

【時間】

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【料金】

無料

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