登録年月日:1914.04.17
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「虚往実帰=虚しく往きて実ちて帰る」という言葉があります。 神戸市北区にあるパワースポットとして、ぜひこちらにお越しいただいた際には、エネルギーをたくさん充電してお帰りいただけたら幸いです。
解説
1297 年に橘⻑綱(たちばなのながつな)が建⽴したと伝えられ、1408 年に橘光綱(たちばなのみつつな)が再建したものとわかっています。⽯段の麓にある「無動寺(むどうじ )」の鎮守社として作られ、神仏習合の⽂化を伝える貴重な神社です。 本殿の作りは、「三間社流造(さんけんしゃながれづくり)」と呼ばれる、⽇本の神社建築様式です。屋根は厚板で葺く「竪板葺き(た て い た ぶ )」の技法によって、また側⾯(妻側)の上にある破⾵板(はふいた)は⼀枚板で作られており、全国でも例が少なく貴重です。 外側の屋根は「覆屋(おおいや)」と呼ばれ、本殿の保存状態を維持するために作られました。この覆屋のおかげもあり損傷が少なく、創建当初から変わらない姿を今もなお⾒ることができます。