国宝・重要文化財(建造物)箱木家住宅

登録年月日:1967.06.15

現存する最古の住宅は、茅葺き屋根です

千年屋は、「永く続く家」の別名です。平安初期に建てられました

時代と共に地侍から庄屋へ生業を変えた箱木家は、今も続いています

囲炉裏を囲んで食事も睡眠も取っていました

コメント

コメント

私の家は現存する最古の民家と言われています。実際にお越しになった際には、700余年の歴史を肌で感じていただけたら幸いです。

解説

平安時代初期(806 年)に建てられたと⾔われる、現存する⽇本最古の住宅です。元々はすぐ脇に広がるダム湖ができる前の場所(この場所からおよそ 60 メートルほど北⻄) に位置しており、1977 年から 2 年がかりで解体・移築を⾏いました。 箱⽊家は古くからこの地⽅の⼟豪(地侍)であったと伝えられ、江⼾時代には代々庄屋を勤めてきた家柄で、その頃にはすでに「千年家」(=永く続く家)と呼ばれていました。 特徴的な茅葺き屋根は 50 センチを超える厚みで、ひと世代(約 20~30 年)ごとに⼀度葺き替えています。 ⼊り⼝を⼊ってすぐ右⼿にあるのが「 厩 (うまや)」、さらには「にわ」と呼ばれる、現代でいう台所がありますが、当時は⽞関と⼀体的に使われていました。畳の間へ上がる際に履物を脱ぐという慣習は、現代も同じです。

解説を読んで内容が理解できましたか?

文化財情報

【時間】

次の期間のうち、原則 土・日・祝 のみ公開: 4/1-10/31 9:00-17:00 11/1-3/31 9:00-16:00

【定休日】

【料金】

大人200円、小・中学生100円、団体(30人以上)3割引

【外部リンク】

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